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ジャニスを聴く [ひねもす日記]

皆さま、こんばんは[わーい(嬉しい顔)]



今日は、いきなりですが、
ジャニス・ジョップリン Janis Joplin のことを書きます。


ジャニスというのは、
かつてヒッピー文化が流行ったころの、
アメリカの女性シンガーです。




急にジャニス・ジョップリンが聴きたくなった・・・。


だから、興味がない人はごめんなさい。
今日は、ほんとうに、
私の趣味オンリーです[たらーっ(汗)]



Janis Joplin (Janis Lyn Joplin)

今、聞いています。


Move Over [次項有][次項有][次項有]

邦題で『ジャニスの祈り』と言われています。
自分を弄ぶ、はっきりしない恋人の歌



Summer time [次項有][次項有][次項有]

このサマータイムという曲は、
声を割り(というしか表現方法が思いつかない)、
そして、それを自在に操る。

なんというテクニックなんだろう。
未だに超える人はいないし、
これからも出てこないだろう。
こんな歌い方、誰もできないよ、きっと。






なんて悲しい声なんだろうと
今聴くと思う

若いころは、
憧れというより、
雲上人だった。

知ったのは、すでに亡くなった後だったけれど。


ただ、歌を歌っているというシンガーとは明らかに違う。

歌うことから超越しているとしか思えない。
全身全霊で歌う。
全身全霊で歌にぶつかっていく。

声のスタミナは、言わずもがな、切れることはない。

Liveの動画。
激しく躍動する音の合間で
彼女が時折見せるもの悲しげな瞳は、
私が彼女の最期を知っているからなのだろうか?

彼女の孤独感、
スターと崇められてからも続く寂しさ、悲しみ。
それは何?
それは何故? と問いたい。

本来のジャニスは、
おとなしく、控えめで目立たない存在だったと聞く。
容姿にも相当なコンプレックスを持っていたようだ。


商業的に売り出すにあたって、
自分のイメージが、自分からどんどんかけ離れていって、
当時の動画を見ても、
明らかに浮いている。

作られた七面鳥のように見える。

バンドの下手さは、当時のものなので仕方がないとしても、
ジャニス自身は、よく分かっていたに違いない。

バンドの技術と、
自分の歌との差が・・・激しすぎる・・・
っつーか、
あれはひどい・・・。
あれくらいなら、私だって弾けるよ。
そういうレベル。

しかも、バンドのメンバーが出す音は、
当時、好まれたヒッピー族に受ける音であって、
ジャニスの歌に合わせたものではない。

世界中をツアーして回って、
ロックの女王などと騒がれて、
何処へ行っても万単位の人たちがジャニスを見るために集まり、
大きな歓声に包まれる毎日・・・。

ツアーからツアーへと飛び回る。
ドル箱でしかない自分・・・。




バンドのメンバーさえ、誰も分かっちゃいなかった。

ファンでさえ、わかっていなかったのだろうと思う。

彼女の音楽が、
彼女がやっと見つけた自分の全てであったなら、
それは商用に利用されただけだったということ・・・

あんなに人気があるのに
誰もわかってくれていないのが真実で・・・
それを知っているのは彼女自身だけだったんだ。

彼女と、
彼女の歌を受け止めてくれるひとは
誰もいなかった。






今、音源を聴けば、
こんなにも、その悲しみはそのまま、
ストレートに心に響いてくるのに。



私も、若いころはまったく気づかなかったンだ・・・。



ジャニス・ジョップリンは、なんと、
あふれて余る才能をもちながら、27歳で亡くなっている。

亡くなったのは、1970年10月4日。
新しいアルバムのレコーディング中だった。



ちなみに、
かの有名なギタリスト、ジミヘン(ジミー・ヘンドリックス Jimi Hendrix )は、
同じく27歳で、
同じ年 1970年の9月18日に亡くなっている。


どちらも、殺人的なスケジュールのための、
精神の崩壊による過剰なヘロインの使用が
死因だといわれているが、
マフィアの関与や他殺説もあり、
それは闇に葬られ、
未だに定かではない、と思う。


死因に詳しい人が自殺したりもしているし。
(ほんとに自殺?)


ジャニスも、ジミヘンも、
活動期間はわずかに4年ほど。
(売れなかった時期を入れると、メジャーで活躍したのは数年)

それなのに、
音楽史上に名前が残ったまま、
今も語り継がれている。




曲を聴いていると、
今更ながらに、
ジャニスの偉大さを感じる。

切ない。
悲しい。
胸が詰まる。

27歳で亡くなったなんて、
なおさら、胸が詰まる。


なんだか、ジャニスを聴きたくなった。
夜、ひとりで聴いていると、
ジャニスの孤独と呼応しあう。

それは、人の、普遍的な孤独ではなかったか。

日常に埋もれ、
家族や友人たちに紛れて、
忘れてしまった孤独。

ほんとうは、みな、ひとりで生きているという、
その大きな壁に、ひとりで挑んだ孤独ではなかったのかと、
彼女の声を聴いていて思う。


ジャニス、
永遠の祈りの歌声。


若いころよりも、もっともっと大好きなシンガー。




追記:日本では決して出てこない類の、ミュージシャンだと思う。

日本で、歌謡曲の歌手のことを、
アーティストと呼ぶのはやめてほしい。
そして、
今さら言っても仕方がないけど、
せめて!!
歌が上手な人が、歌手であってほしいと、
常々願っている私です。




最後までお付き合いくださった方、ありがとうございます。m(_ _)m

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