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父に会いに・・・ [父のこと(脳卒中の後遺症・高次脳機能障害)]

今日は、父のことを書きます。

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父は、2度の脳梗塞で左麻痺になり、
脳出血で、右麻痺になり、
結局、全身麻痺になってしましました。


自分で動くことも出来ず、
声も出ず、
食べることも出来ないので、
胃に直接、チューブで栄養剤のゼリーを注入しています。
胃瘻(胃ろう)です。



昨年の夏から、
敗血症で、
体内の細菌のほうが勝っている状態です。

最近、ますます弱ってきました・・・。


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週に2度ほどは、面会に行きます。


今日は、
父が好きだった、ヴィヴァルディの四季(春)(カラヤン)と、
チャイコフスキーの白鳥の湖を、
スマホで聴かせてあげました。

「聞こえる?」と言うと、
かすかにうなずいたように見えました。


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なんで、こんなことになってしまったんだろう。



考えても仕方がないことですが、
父に会うたびに、
父のことを考えるたびに
やっぱり、考えてしまいます。


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そりゃあ、頑固親父でした・・・。

頑固一徹で、
曲がったことが大嫌い。
絶対に許さない。
そのための軋轢も問わない。

真っ向から立ち向かっていく。
私は、その背中を見ながら大人になりました。

世の中の理不尽なことと、
戦い続けた人生だったかもしれません。


それが、神さま、
そんなに悪いことだったのですか?


こんなひどいことになるほどに、
父は何をしたのでしょう?



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ヴィヴァルディの春のときは、まだ、我慢してたけど、
白鳥の湖を自分で鳴らしたのに、
父の細い腕をマッサージしながら、
不覚にも、涙が出てしまいました。


たくましかった腕も、
肘の関節がボコッと出るほどに、
痩せて、やつれてしまいました。


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足もマッサージします。
足も細くて、細くて・・・
骨と皮のようです・・・。


麻痺した体は、鉛のように重いらしいです。


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マッサージをすると、気持ちよさそうな表情をします。

背中、肩、首、顔・・・

父が使っていた aramis を使って、
マッサージをします。


音楽をかけながら、
父の身体を、少しでもやわらかくしていきます。
父の負担が、
ほんの少しでも減るように。


マッサージを続けていると、
父の右手の指が、少し動くようになりましたから。

だから、無駄な努力かもしれないし、
余命いくばくもないかもしれないけど、
マッサージは続けます。



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父が、どうしてこんな目に合うのか、
どう考えても分かりません。


悪いこと、何もしていないのに。
ただ、父なりに、
精一杯、生きてきただけなのに。


なんで、こんな目に合うの?


なんで、こんな最期を迎えなければならないの?


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レディーファーストで、
必ず荷物は持ってくれた。
エレベーターでも、必ず女性を先に下ろす。


犬が好きで、
顔から何から、舐められても、
嬉しそうに可愛がっていた。

他所の家の犬にまで、
待たれている人だった。


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今日は、アジサイを持っていきました。
大きな青紫のアジサイ。

父は、不自由な指先で、花を触ろうとして、
つまんで千切ってしまった。

それを何度も繰り返した。

そうっと触れることができないのだろうと思う。



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もう、こうなってから3年。
それまでは、ほんとうに元気な人だった。
こんなふうになるなんて、
本人はもとより、
誰が考えただろう。


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私は、堂々巡りでも、
何度も何度も考える。


なぜ、父がこんな目にあうの?
なぜ、こんな目にあわなきゃいけないの?
神さま!!


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父が全身麻痺になってからというもの、
結局、近くの公園にさえ行けなかった。

淡路の慶野松原や、
伊勢神宮、
須磨の離宮公園、
水族園、
海に放たれたイルカ、
父のふるさと、横浜。

リハビリ、がんばって行こうねって言ってたのに。

どこへも行けなかった。

ほんの少しの希望さえ許されない日々に苦しみながら、
死を待つのみの日々。



なんなの、神さま。
これって何なの?


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(これはフリー画像)


父の人生を考える。


青年期、壮年期、
ひと様よりも、充実してたから、
それで幸せだったんだろうか?

それで、幸せな人生だったと言えるのだろうか?

それとも、人は、最期さえ良かったら、
それで幸せと言えるのだろうか?


父からの言葉は聞けない。

まだ、手が少し動いていたころ、
「人生の、何を良しとするか?」
と書いていた。
(解読不能に近い文字ではあったが)


父の答えは出たのだろうか?


せめて、もう少し、
意識が朦朧としてくれていれば、
父の苦しみは軽減されるのではないだろうか?

せめて、少しばかり、
認知症でも患えば、
父はラクになるのではないだろうか?


そんなことも考えます・・・。



動かない身体に閉じ込められて、
「いたい」とも言えず、
「かゆい」とも言えず、
テレビのスイッチさえ入れられず、
寝返りも出来ず、
ただ、ただ、耐えて、死を待っている。


ひどすぎる。
むごすぎる。
神さま、なんとかしてください。


してくれないんだよね。
神さまって・・・。


理不尽なことが世の中にいっぱいあることくらい、
知っています。


それでも、私は問い続ける・・・


なぜ?
なぜ?
なぜ?



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蝶かと思った花。


今日は、コメントしにくいだろうと思いますので、
コメント欄は閉じさせていただきます。
すみません。


あ。
でも、元気です。
私がしっかりしなきゃあ、ね。

父には私しかいませんから。
あ。
孫はいますけど。

娘も、息子Bも、
私と交代で、面会に行ってくれています。

優しい孫たちで、
それだけは幸せだよね、おじいちゃん・・・。


最後まで、愚痴ばっかりですみません[あせあせ(飛び散る汗)] 
たまには・・・ m(_ _)m






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